ストレスを上手に管理するにはどうしたらいいですか?

生活に役立つ心理学

いろいろな方法がありますので、いくつか紹介します。

①深呼吸をしてみる。

3秒で息を吸って、7秒で息を吐き出すようにします。
息をゆっくりと吐き出すことを意識してみましょう。
気持ちがリラックスしてきます。
深呼吸は手軽な方法ですが、とても効果があります。

②質の良い睡眠をとるように心がける。

寝る時間が遅くなっても、朝は決まった時間に起きるようにします。
こうすることで、睡眠のリズムが作られます。
休日は少しまとまった睡眠をとることもあると思いますが、普段の睡眠より2時間多いくらいにしておきます。
寝すぎてしまうと、夜眠れなくなってしまい、睡眠のリズムがくるってしまうからです。
次に、起床したらなるべく早いうちに散歩をして、日光を浴びるようにします。
日光を浴びると、神経伝達物質のセロトニンが分泌されます。
セロトニンは元気に過ごすためにとても大切な物質ですが、メラトニンの原料でもあります。
メラトニンは睡眠ホルモンです。
メラトニンが作られることで、夜になると眠くなるのです。

③適度な運動をする。

適度に運動することでコルチゾールなどのストレスホルモンが減少し、心も体もリラックスした状態になります。
とくに、好きな運動でしたら楽しみながらできますし、ストレスも解消できますよね。

④やることリストを作る。

1日にやることをToDoリストとして書き出し、優先順位をつけて片付けていきます。
こうすることで時間を有効に使うことができますし、できた達成感を味わうこともできます。
ストレスも少なくなります。

⑤気の合う人達と楽しく会話する

気の合う友人や家族と楽しく会話をしたり一緒に活動したりすることで、オキシトシンなどの幸せホルモンが分泌され、ストレスの軽減にもつながります。

⑥趣味を楽しんだり、リラックスしたりする時間をもつ。

大好きな趣味を楽しんだり、リラックスしたりすることで、気分転換にもなり心にも余裕ができます。

⑦マインドフルネスを実践してみる。

マインドフルネスとは、今この瞬間に注意を向けて、今していることに集中することです。
マインドフルネスを実践することで、不安な気持ちや後悔の念から距離をとることができるようになり、ストレスも軽減されます。