ACTのエクササイズ(無心で食器を洗うエクササイズ)

生活に役立つ心理学

ACTのエクササイズ(無心で食器を洗うエクササイズ)

皆さんは食後の洗い物をするとき、どんなことを考えながら行っていますか。
以前の私は洗い物をするときは、面倒だなと思いながら洗ったり、その日にあった嫌な出来事を思い返しながら洗ったりしていました。
そんなことを思いながら洗っていますから、当然楽しくなんかなかったです。
そもそも後片付けは、楽しいものではありませんよね。

ところが、そんな私でしたが、ACTに出会ってから変わることができました。
ACTには心理的柔軟性を高めるためのエクササイズが様々存在しますし、今もきっとたくさんのエクササイズが生まれていると思います。
「無心で食器を洗うエクササイズ」は、私が考えたエクササイズの一つです。
これは今この瞬間に集中するためのエクササイズとして考えました。
マインドフルネスの練習ですね。
やり方は簡単です。
あれこれと考えないで、ただ無心になって、水の感触を味わいながら洗い物をするだけです。
たったこれだけのことですが、無心になってただ水の感触を感じながら洗っいると、とても気持ちがいいのです。
夏は冷たい水
感触が心地よく、冬は暖かい水の感触で癒されます。
とはいえ、いつもこれが実践できる訳ではありません。
時にはあれこれと考え事をしながら洗っているときもあります。
そんなときは、
「余計なことは考えるな。無心になって洗おう」
と自分に言い聞かせるようにしています。

「無心で食器を洗うエクササイズ」は誰でもすぐに実践できる簡単なエクササイズです。
マインドフルネスの練習にはもってこいだと思いますので、皆さんもぜひ試してみてください。